胡瓜の真夜中通信

胡瓜と真夜中をこよなく愛するアラサー女史が、日々の色々をまるで闇の微かな煌めきのように、名画の一コマのように切り取り過大解釈して綴ります。どうせ生きるならドラマがなきゃね。更新はたぶん真夜中。たぶん。

愛と子宮が地球を救う?

生理です、なう。

まーお腹が痛くてね。
この時期ってほんと憂鬱になります。
私の場合はざっとあげるとこんなん↓
帰宅ラッシュの電車に乗ってても、スーパーでレジ並んでても、いちいちイラッ。誰かに当たりたいような当たりたくないような。仕事しててもすぐにでも家に帰って寝たい。
いつも可愛いと思ってたタレントが全然可愛くない、全てどーでもいーほっといてほしい、世間の全てが疎ましい、世界と遮断希望。。。
とか、なるんです。

生理痛が全然ない人もいたり、重かったり軽かったり、早く終わったり、それは男性にはわかりえないけど、女性の数=生理の数でして、
薬を飲んでもお腹がずーっとズンズン痛いし、偏頭痛、腰痛、肩首こり、消えない焦燥感。
だいたいがこれはPMSによる症状だけども、私はこれをホルモンおばけ、要するにホルモンスターのせいだと思って毎月自分をなだめてる。
大丈夫、大丈夫。あれもこれも、ホルモンスターのせい。想定内。この時期の思考は理性が欠けてるので、自分自身も話半分でいることを心がけている。

そして今日、デスクでパソコンカチカチやりながら、締めで忙しいので手先だけは動かして、
ある種パッケージされたその動きから、脳みそはかけ離すことが出来て、この痛みの元、子宮について考えていた。カチカチやりながら。

子宮ってそもそも何のためにあるん?
性交して子供を宿し育む。
ということは、独身子ナシの私はそもそもの正しい子宮の使い方が出来ていないわけで、
それなのに毎月、いつか起こりえるかもしれない『正しい使い方』の為に痛みを耐えていて、
この激痛を抱える子宮ちゃんがいつか『正しい使い方』をする日が来て、それを、あーあの痛みもこの為のものかーって思える日が、果たしてやってくるのか。カチカチ。

来るの?来ないの?

そんなことは私自身もわかりませんが、
先日見たニュース。
アメリカの女性が、毎月失神してしまうほど生理痛がひどくて、薬は効かないし、どんな治癒方法もダメで、苦渋の決断の末、結婚相手と相談し、まだ若くして子宮を全摘したと。
その女性には二人の子供がいた。
勇気のいる選択だったと思う。

なぜ勇気のいる選択だと思うか。
それこそが問題で、女性である以上子宮があって、『正しい使い方』の為の毎月の修行があることに、縛られてるから。
私もいつか、機会に恵まれるなら子供がほしい。
その為に子宮は、まぁ、今のところ必要だ。よほどのことがない限り、自分の子宮で育てることになるだろうから。
子宮って一体なに。
相手を受け入れて、人類を作って、未来の地球を作ることに繋がるってことは、やっぱり子宮が世界救ってるの?
そんで、なんなら、相手の愛も受け入れるの。

私はただ、私の体がこうである以上、自分のものだし大事にしたい。ほんとそれだけ。答えなんてない。

なので毎月、目が釣り上がって来たら唱えます。
大丈夫、大丈夫。ホルモンスターのせい