胡瓜の真夜中通信

胡瓜と真夜中をこよなく愛するアラサー女史が、日々の色々をまるで闇の微かな煌めきのように、名画の一コマのように切り取り過大解釈して綴ります。どうせ生きるならドラマがなきゃね。更新はたぶん真夜中。たぶん。

ピーマン。

読んで字の如く、ピーマンについて。

私はピーマンが嫌いです。
ピーマンとの出会いは軽く25年は遡ります。

当時住んでた家の近くに鰻屋さんがあって、名は『長老』と言いました。今もたぶんある。
ピーマンもそうですが、鰻も焼き鳥も梅クラゲも、長老のおじちゃんに仕込まれました。
長老はとにかく何でも美味しかった。
我々は長老と、長老で働くおじちゃんおばちゃんが大好きでよくご飯を食べに行ったのですが、
メニューにピーマンの肉詰めなんかもあったのです。
姉たちはみんな、必ずこれを頼みました。
長老のタレは割と甘めで、初めてみた私は当然、焼き鳥の甘さを連想します。
が、食べてみて衝撃が走ります。
なんだこの苦いの!
それ以来、私にとってピーマンは『苦い』の象徴でしかありません。

獅子唐、パプリカ、青唐辛子、ゴーヤ、食べれます。むしろ好きです。

でもピーマンだけは本当に無理。

今日お昼にパスタを食べに行きました。
私はそこで、イカとたっぷり海苔のパスタを頼みました。
以前隣で頼んでいる人がいて気になっていたのですが、今日も席について店員さんがオーダーを最後読み上げるまでサラダランチと悩みに悩んで頼みました。
決めたからには海苔パスタモード。
ルンルンで待っていたのです。

ようやく出て来ました、
イカとたっぷり海苔のパスタ。
山盛りの海苔を満遍なく、混ぜます混ぜます。
すると中で緑の物体が散らばっているのに気づきます、しかも海苔に劣らないくらいの量で。。。

全く見当違いのそれに、もう肩を落とすしかありませんでしたが、
しょうがない、全部避けて食べました。
お店の人ごめんなさい。

もうさ、この歳だしちゃんとしなきゃダメじゃんってことは分かってんだけど、無理なの。
食べたが最後!って感じになるじゃん絶対。

三つ子の魂百までと言いますが、
まさに幼少期の衝撃は呪いと化します。
呪いですよ!

ちなみに、カレーライスを克服した今、
嫌いなものはピーマンのみになりました。
いつまで続くの?克服する気はゼロですが。